『味わい、愉しむ きほんの日本語』3/3発売!

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『味わい、愉しむ きほんの日本語』3/3発売!

風化されつつある「日本人の心」を再認識する本。日本人が壊れつつある──。「勝ち組、負け組」「雇用崩壊」「ヘイトスピーチ」等々、効率性の向上を至上価値としてきた二十世紀のツケが、いま、いたるところで負の要素となって表面化してきている。

ノンフィクション作家の柳田邦男氏は、「ケータイ・ネット社会が生み出す言葉の標準化やマニュアル化された社会システムの中で、仕事の専門分化の進行から生じる総合的判断の欠如、言い換えれば、人間性の喪失が始まっている」という。また、言葉の標準化、マニュアル化、AI社会の波は、さらに日本を画一化し、アイデンティティを持たない、心を持たない子供たちを増産してしまうかもしれないと危惧する。そうした人間性を喪失しつつある日本人を救うのが、古くから培ってきた美しい日本の習慣である。日本人の生活には、古くからの行事や慣習が溶け込んでいる。それは日本人が長い歴史のなかで培ってきた生活の知恵であり、豊かな人生観の表れでもある。


本書は、「美しい日本人の生き方」について言及する。本書を一読し日本人として心が豊かになる習慣を思い出すことは、そのまま今の生活にうるおいを取り戻すことにつながる。何かと窮屈な時代だからこそ、読みたい一冊である。

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発行:実務教育出版 著者:齋藤孝 編集:小松卓郎 イラスト:藤本たみこ

著者について

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