「ざんねんなクルマ」とは、けっして失敗作ではありません。その時代ごとに、可能性を見いだした技術やアイデア、あるいは流行を見こして、自動車エンジニアやデザイナーが全身全霊をかけて描いた傑作です。斜め後ろが見えず危険すぎ!! 社内が暑く夏は乗れない!! 大量生産不可能! 安全性が高く、燃費もよく、デザインも洗練されている近年の自動車は、過去の失敗の改善の上にあります。本書では。そんな懸命な努力の中、「失敗」してきた“ざんねん”なクルマたちを、イラストつきで愛を込めて紹介します。
KADOKAWA/昭和自動車研究会
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