「ポジティブでいなさい」という圧力はたくさんあります。「くよくよしてはダメ」「失敗したら負け」「自立できないと恥」などなど。その結果、疲れた心をした人に出会うことが多くなりました。そもそも「ポジティブになれる」と思い込むことは、馬鹿げたことなんです。一切の不安から解放され、失敗も葛藤もなく、常に笑顔で元気丸出しでいられることはありません。人間は、ダメと言われても、負けても、ネガティブのままで幸せなのです。
本書では、古今東西の哲学や物語をひもときながら「ネガティブなまま幸せになる」ための考え方や生き方のコツを教えます。
発行:三笠書房 著者:大竹稽
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