医学と株式投資には「不確実性との闘い」という共通点があります。 本書は、医学博士の著者が65歳定年を契機に、それまでの科学者としての経験と数学的アプローチを駆使し株の不確実性に挑戦した2年の記録です。
多くの株式投資家が活用するローソク足やチャート、ボリンジャーバンドなどを使ったテクニカル分析についても、数学的手法を採用した独自の基準を採用。ゴールデンクロスとデッドクロス局面の生かし方についても同様です。株価が1/2戻しまできたときには、戻り売りのチャンス。反対買いは、1/5戻しで清算するのが無難などといったように、株価の上昇時でも下降時でも株式売買利益を実現するために、1日のなかで何回か「反対売買付き注文」と「逆指し値注文」を繰り返します。結果として、勝率90%、年利回り40%(税引き後)達成しました。
付録の「株取引シミュレーションゲーム」を使うことで、仮想の取引を楽しむこともできる、これから株を始める方にも、株取引で悩んでいる方にも役立つ1冊です。
発行:明日香出版社/著者:工藤靖夫/編集協力:鎌田正文
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